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トレセン不合格 [トレセン]

当ブログにはアクセス解析に検索ワードという項目があり、どんな検索ワードでブログに入ってきたか、というのがわかります。

ここの所多いのが「トレセン」やそのものずばり「トレセン落ちた」などの言葉です。
トレセンのセレクションに落ちた子のオヤジどもがトレセンに落ちて不安になり情報を得ようとネットサーフィンしているものと推定されます。

トレセンは不合格になった場合、その理由が明かされることがないのが原因かと思います。
うちの子は合格するために何が不足しているのだろうか?とか
今後どういう練習をすれば来年合格できるのだろうか?とか、そういったことが気になっていることが検索ワードからわかります。

小学生年代である場合、そんなことは気にする必要はない、と申しあげておきます。
何度もブログで取り上げてきましたが、小学生年代での評価はあくまで小学生年代に限定した評価です。
その時期に評価される意味はあまりないんです。

大事なのは上手になりたいと思う子供の精神面がずっと持続できるかどうか、なのです。
小学生年代や中学校1年生くらいまでに評価されないと子ども自身が自身を失ってしまうことがよくあります。
チームメイトの○○君にはどうやったって勝てないな、なんて思うようになってしまうと成長できなくなります。
しかし、自分は絶対に「~~になる!」という気持ち(プロになる、上手になる、など)を持ち続けたら成長し続けることは可能です。
その目標を達成するのに一番大事なのは、大人の体になってから、つまり身体的成長が終了した時点での評価なのです。

先日U15年代の某県の県トレセンを見る機会がありました。
一人部活動の選手が今年から選ばれていました。
彼は小学校時代は地区トレセンにも選ばれていなかったそうです。
中2になってから身長がぐんぐん伸び、それとともにスピードがアップ。
100M11秒ちょっとで走るようです。
U14年代までずっと左のサイドハーフを担っていた子をベンチにおいやりその子が今後そのポジションを担うことになりそうだ、とコーチが言っていました。

某県の地区トレセンのコーチとお話したときに、小学生年代からずっとU15までトレセンに選ばれている子は半分もいない、とのこと。
これがU18になるとおそらく4分の一もいない、になるのではないでしょうか。

トレセンに選ばれたことがない子供のオヤジどもは、どうもトレセンに対して偏見があるようです。
トレセンに受かることがプロへの第一歩みたいな感じでしょうか。
確かに選ばれると高いレベルで試合をする機会が得られます。しかし、それ以上でもそれ以下でもなくただ、それだけなのです。
トレセンに選ばれることはあくまでU11やU12の時点での評価であり、その子のサッカー選手としての評価ではありません。

以前も書きましたが、少年サッカーとワインは熟成が必要なのです。
どうか焦らずに長い目でお子さんをサポートしてあげてください。


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