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育成機関として機能していないJ下部ジュニア 05 [少年サッカー]

前回の話の続きですが、息子の話を少し。
息子は今ユース年代ですが、某高校サッカー部に所属しています。
何軍まであるのよ?というくらい大きなサッカー部です。
Jジュニアユース出身者がずらりのサッカー部です。

先日3軍とか4軍のゲームを見る機会があったのですが、上手な子がいっぱいいるんですよ。ドリブルとか見てるとなんでトップチームに入れないの?と思うような子。
よく観察してみると、トップチームやセカンドチームと何が違うってそれは顔を上げてプレーする時間です。
そこはやはりトップチームの子達は常に顔を上げてプレーしています。

息子との会話。「○○番の子(背番号です)上手いじゃん、なんでトップチームに入れないの?」
「何度か呼ばれたことあるよ。でも周り見れないからトップチーム入ると浮いちゃうんだよね。連動して動けないから、ボール持ったまま詰まっちゃうパターンになる。」
「なるほど。相手が強くなるとそうなるかー」
「相手のディフェンス強いとそんな簡単にドリブルできないよ。」ですと。

ま、そうなりますね。

余談ですが、トップチームのレギュラーにJ下部出身者は3~4人のようです。全部で20人以上いるにもかかわらずです。

そして先日そのトップチームで左サイドでレギュラーをはってる子が上がれなかったJユースと対戦したのですが、うちの高校が勝ちました。その子が左サイドで相手右サイドバックを翻弄したおかげで。
しかし、勝ちはしましたが相手Jユースの選手の質の高さも再認識させられました。


何が言いたいのかって、それは、つまり、やはり育成機関という言葉に惑わされてはいけないということ。育成機関とは、育成(年代の子供だちが成長するために一時期籍を置く)機関ということなんです。
それ以下でもそれ以上でもない、と私は思っています。

それでは、この話の最初は2015年の7月でしたがいったんこの話は終了します^^


時間かかったなあ(笑)


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育成機関として機能していないJ下部ジュニア 04 [少年サッカー]

話が途中のまま1年が経過してしまいました(@_@)

久しぶりにブログを更新しましょう。

育成機関として機能しているのか疑問を持たざるを得ないという話の続き。

色々書きましたが、結論としては組織に成長を期待してはダメだということ。どの組織に所属しても、その組織が息子さんを成長させてくれるのではない、ということ。これだけははっきり言えます。

J下部であれ、街クラブであれ、少年団であれ、部活であれ、プロでやっていけるような子はどこに所属していても結局はプロになります。

組織はその子の成長のきっかけや一助に過ぎません。


つまり僕らオヤジどもがあれこれ気を揉んでも仕方ないということですな(笑)

ただ、一つだけ成長に欠かせないもの、それは顔を上げてプレーするということです。
上の年代に行けば行くほど顕著になりますが、顔をあげてどれだけのことが出来るか、がとても重要になります。
プレースピードが上がれば上がるほど視線の上げ下げは難しくなります。そしてできる範囲が狭くなっていきます。

この一番大事な顔を上げてプレーすることを徹底して小学生年代から練習することが一番大事なのかな、と今は思っています。

周りを見る、ということがプレーにストレスを与える事がないように自然と常に周囲の状況に目を配ることが出来るようになること、それが一番大事なのかもしれません。

小学生年代でルーレットやクライフターンやヒールリフトとか駆使して抜き抜きの子供いますでしょ?
ブログ読んでくれてる読者のお子さんでもいると思います。
小学生年代が一番多いんですよ、こういう子。
中学生年代でもチラホラいますが、部活の子に多い。J系のジュニアユースにいくと激減します。
ユース年代にいくともう本当に少なくなってしまいます。

年代が上がればスピードが上がります。そしてそのスピードの中で周りの状況を確認してから、そういう技を繰り出すことは本当に難しいのです。Jリーグ見ても数えるほどしかいないのを見ればわかると思います。

そしてプロになる、ということはそういう子供がやる派手な技など全く必要がないということ。

大体プロでヒールリフトする選手なんてネイマールくらいしか思いつかない(^^)

つまりは、どこに所属していても常に顔を上げてプレーする練習を小学生のころから徹底していれば上の年代で上に行けるということなのかな、と思います。


続く

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育成機関として機能していないJ下部ジュニア 03 [ジュニア]

では育成を徹底させればいいのか?と聞かれると答えに窮してしまいます。

勝利を優先するチームのキーワードは「リスク管理」です。
リスク管理を優先するためにポジションの適正より選手の意思に反してセンターバック起用されるケースも出ているのです。
そして失わないことが選手としての価値の最優先事項になります。

某街クラブの監督の話。
「J下部で教え込むリスク管理。あれが育成に一番駄目。子供、特に小学生は自由にやらせるのが一番良い育成方法だ。ブラジル人をみてみなさい。子供時代リスク管理を考えてサッカーしてると思いますか?ボールを自由に扱う楽しさを知って成長するのです。今自分勝手なプレーばかりに見える子も高校年代以降ちゃんとリスク管理は理解して実践するようになります。そのときに必ず差がでます。うちは勝利なんて求めていない。子供の育成を一番大事にしています。それが結果的に勝利に繋がるのです。」

なんかもっともらしいお言葉でした。

しかし、これもなんか違う・・・と違和感を感じたのも事実。

そのチームの試合を見ていると、全員が自分勝手にドリブルしている。
確かに全員ドリブルは上手に見えます。
3点取りましたが全てドリブルからのシュート。

でも5点取られて敗退してしまいました。

うーん・・・・この子達本当に自分勝手なサッカーしなくなるの?と正直思ってしまいました。

サッカーって11人で戦うスポーツだったような・・・

こういう育成方法を徹底しているチームの試合を見ると、J下部のほうがずっと理に適っている、とも考えてしまいます。


勝利優先だと育成とは言えない?、そうじゃないのかも、とか。
育成徹底?うーん、それが育成徹底なの?ただ自分勝手な選手を育てているだけじゃ?、とか。

もうわけがわかりませんね(笑)


(話も脱線気味ですし、つづくで次に繋いでいますが、正直どう話を纏めようか自分でもわけがわからなくなっているのは内緒です・・・)


J下部がビジネス的なのかも、とのコメントをいただきましたが(お返事できずにごめんなさい)、もし育成目的より商業目的ならば、ジュニアの人数を倍に増やして月謝を3倍くらい取ればいい、と思います。3万や5万くらい喜んで出す親はいっぱいいます。自分の息子がJの一員になれのなら喜んでね。
スクール全体で見ると商業的と思いますが、ジュニアやジュニアユースだけを見ると、明らかに赤字経営に近いと思います。たとえばジュニアの場合、コーチ3人とか4人(GKコーチ含む)の給料をジュニアメンバーの月謝では到底賄えませんからね。コーチはスクールも見ていますし、ジュニアだけの専属コーチではない場合がほとんどですから、トータルで利益を出すのでしょうけど。


またまた、つづく


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育成機関として機能していないJ下部ジュニア 02 [ジュニア]

前回の例をもってだけ、育成機関として機能していない、と言い切るのはさすがに無理があるとは思います。しかし、疑問を抱かせるのに十分な一例であると思います。

前回の話は実例ですが、ジュニアに所属していた3人がジュニアユースに上がれずに、少年団等に所属していた3人(ジュニアのれセクションに落ちた)が、ジュニアユースに合格した結果を招いたのは明らかにサイズの問題でした。落ちた3人は身長が140センチ前後、合格した3人は165~170センチくらい。

サッカーはフィジカルが時に強力にモノを言うスポーツですから、ある意味当然の選択なのかもしれません。

しかし、育成機関を名乗るならば、成長の早い遅いも考慮にいれて育成すべきでは?とも思います。でもこれ本当に難しい問題なのです。先の6人の例でいうならば、落ちた3人のほうが明らかに上手なんですよ。

J下部のジュニアユースは大抵全国で戦うような強豪チームです。そういう戦いの場で優勝を目指して日々頑張る集団という面もあってしかるべきです。育成機関としての面とそういう戦う集団の面、両立することは本当に難しいのかもしれません。

落ちた3人はそういう場で戦うにはフィジカルが足りません。いくら上手であっても20センチの身長差があっては戦う以前に吹っ飛ばされてしまうことも多いですから。

中学年代の3年間でそういう小さな子たちは大きく成長し最終的にはフィジカルの問題は解決する可能性を持っています。しかし、ジュニアユースが3年という期間である以上、セレクションする側は「子供の成長を待っている」わけにはいかないのかもしれません。

日本サッカー協会はユース以下は全て育成機関として位置づけていますが、我々はその言葉を鵜呑みにしてはいけないのかもしれません。クラブが子供を育ててくれる、などということはないのです。子供はどのクラブにいても勝手に成長して行きます。成長途中の子供たちが「戦わないといけない集団」において、どうしても切り捨てられる傾向にあるのは仕方ないことなのです。

育成機関と考えるから疑問が生じるのかもしれません。「戦う集団」と考えれば疑問の余地はなくなります。


以前書きましたが、ポジションの適正の問題。本来はFWタイプであるかもしれないのに、フィジカルが強いのでセンターバックをやっている子供のようなケースも、育成機関と考えるから疑問が生じてしまいます。勝つための集団と考えれば納得です。育成より勝利。

「勝つことによる育成もある。色んなポジションを経験することはとても大事な育成方法だ。」とは某J下部ジュニアの監督の言葉。


つづく

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育成機関として機能していないJ下部ジュニア 01 [ジュニア]

J下部のジュニアの育成能力については疑問を持たざるを得ないケースがかなりあります。

もちろん、数十あるJクラブですから優秀な育成組織も沢山あります。しかし、私の知っている限りでも育成とは名ばかりのクラブも現実に存在します。

一つ実例を挙げて説明します。
Aくん、Bくん、Cくんは某J下部のジュニアに合格しました。
甲くん、乙くん、丙くんは同じセレクションに不合格でした。

甲くんと乙くんはもともといた少年団にそのまま所属。丙くんは街クラブに所属。

3年間Aくん、Bくん、Cくんは週5日間J下部で指導を受けました。

甲くんと乙くんは基本週末の少年団で、丙くんは週5日間街クラブでサッカーを頑張りました。

3年後同ジュニアユースに合格したのは甲くんと乙くん、丙くんでした。AくんとBくん、Cくんは内定が出ずにジュニアユースに上がれませんでした。

これは一体どういうことなのでしょうか。
そのJ下部のジュニアは育成機関として機能しているのか甚だ疑問です。

もちろん、ジュニアからジュニアユースに進んだ子もいますし、たまたま例に挙げた3人が成長出来なかっただけかもしれません。
しかし、3年自分達で指導した子より他所が指導した子を合格させるのは一体なんなんだ?と思わざるを得ません。本当に育成してるのか?

いろいろな理由があるのでしょうが 、実際にジュニアからほとんどがジュニアユースに進むクラブがある一方、半分以上が進めないクラブがある現実を考えるとひとくくりにJ下部だからと育成機関として優れているとは言えないかもしれません。

つづく


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トレセン不合格 [トレセン]

当ブログにはアクセス解析に検索ワードという項目があり、どんな検索ワードでブログに入ってきたか、というのがわかります。

ここの所多いのが「トレセン」やそのものずばり「トレセン落ちた」などの言葉です。
トレセンのセレクションに落ちた子のオヤジどもがトレセンに落ちて不安になり情報を得ようとネットサーフィンしているものと推定されます。

トレセンは不合格になった場合、その理由が明かされることがないのが原因かと思います。
うちの子は合格するために何が不足しているのだろうか?とか
今後どういう練習をすれば来年合格できるのだろうか?とか、そういったことが気になっていることが検索ワードからわかります。

小学生年代である場合、そんなことは気にする必要はない、と申しあげておきます。
何度もブログで取り上げてきましたが、小学生年代での評価はあくまで小学生年代に限定した評価です。
その時期に評価される意味はあまりないんです。

大事なのは上手になりたいと思う子供の精神面がずっと持続できるかどうか、なのです。
小学生年代や中学校1年生くらいまでに評価されないと子ども自身が自身を失ってしまうことがよくあります。
チームメイトの○○君にはどうやったって勝てないな、なんて思うようになってしまうと成長できなくなります。
しかし、自分は絶対に「~~になる!」という気持ち(プロになる、上手になる、など)を持ち続けたら成長し続けることは可能です。
その目標を達成するのに一番大事なのは、大人の体になってから、つまり身体的成長が終了した時点での評価なのです。

先日U15年代の某県の県トレセンを見る機会がありました。
一人部活動の選手が今年から選ばれていました。
彼は小学校時代は地区トレセンにも選ばれていなかったそうです。
中2になってから身長がぐんぐん伸び、それとともにスピードがアップ。
100M11秒ちょっとで走るようです。
U14年代までずっと左のサイドハーフを担っていた子をベンチにおいやりその子が今後そのポジションを担うことになりそうだ、とコーチが言っていました。

某県の地区トレセンのコーチとお話したときに、小学生年代からずっとU15までトレセンに選ばれている子は半分もいない、とのこと。
これがU18になるとおそらく4分の一もいない、になるのではないでしょうか。

トレセンに選ばれたことがない子供のオヤジどもは、どうもトレセンに対して偏見があるようです。
トレセンに受かることがプロへの第一歩みたいな感じでしょうか。
確かに選ばれると高いレベルで試合をする機会が得られます。しかし、それ以上でもそれ以下でもなくただ、それだけなのです。
トレセンに選ばれることはあくまでU11やU12の時点での評価であり、その子のサッカー選手としての評価ではありません。

以前も書きましたが、少年サッカーとワインは熟成が必要なのです。
どうか焦らずに長い目でお子さんをサポートしてあげてください。


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視野を広げるために02 [少年サッカー]

次に1Dについて。

これはボール保持時に顔を上げられるかの問題です。
足元の技術が非常に重要になります。
ドリブル時、タッチしてから次のタッチまでの間に顔を上げ左右を確認する。
簡単に言いますが、難しいのです。
ドリブルが上手な小学生は大勢います。
しかし、そのほとんどがボールを見ながらでないと出来ません。
ボールから目を離すとコントロールを失ってしまううのです。
ドリブルをして数人かわしてから味方にパスが出来る子いますよね?
でもドリブルに入るとシュートするまでか、もしくは相手に取られるまでドリブルを続ける子もいますよね?
どちが多いでしょうか。
圧倒的に後者と思います。

どうやったら顔を上げられるようになるのか?

私は有効な練習法がわかりません。

ドリブル練習時にターンをするたびに顔を上げる練習を繰り返すしかないのかな、とか。
リフティング練習の記事にも書きましたが、ボールを顔まで上げ、その瞬間に顔を振る練習とかも有効かもしれません。

しかし、どういう練習をすればそれが出来るようになるのかイマイチわからないんですよ。
同じように練習しても顔を上げられる子はすぐに上げられるようになりますが、出来ない子はいくら練習しても顔を上げられません。

そこで思うのですよ。顔を上げてプレーすることの意味の理解の差かな?と。
前回書きましたが、一番大事なのは

視野を広く持つ=顔を上げてプレーするのは、次にどういうプレーをするのが適切なのかを判断するための情報を把握するための行為です。

これの理解ではなかろうか、と。

大人は分かってると思います。
しかし、果たしてお子さんは本当に理解できているのか?

理解していれば、子供自らが顔を上げてプレーしようと練習をすると思います。
言われなくても自分で顔を上げてプレーするための練習をするんだと思います。

まずは、やはり、理解させることが一番の練習ではないかと。


1Eについて。

小学生には難易度が高いので割愛します。そのうち書くかもしれませんが・・・


2と3について。

オフザボールについてですね。
これについてはそのうち書きたいと思っています。
図なしで説明するのは困難なので図を描く気力が出たときにでも書きます^^

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視野を広げるために01 [少年サッカー]

視野を広げる練習について

これが本当に難しい。
息子は特にこれと言って視野を広げる練習などはしていません。

やみくもに「周りを見ろ!」といっても子供たちは周りを見ません。
ボールを見ています。

視野を広く保ったままプレーするには一体どうしたらよいのか?
視野といっても
1、ボール保持状態での視野。
 1A、パスを受ける前
 1B、パスを受ける時
 1C、パスを出す時
 1D、フリーでボールを運ぶ時
 1E、競り合いの中でのドリブル時
 
2、味方の誰かがボールを持っている時

3、相手ボールの時

サッカーはその時々の状況により適切な判断を必要とするスポーツです。

視野を広く持つ=顔を上げてプレーするのは、次にどういうプレーをするのが適切なのかを判断するための情報を把握するための行為です。

私が一番大事だと思うのは、ここです。
これを子供達に理解させるのが一番大事であると考えています。

小学生の子供にとって、「状況判断が甘い」と言っても、実際なんのことか分かっていない子が大半です。
わかったような、わかんないような・・・・うん、なんとなくわかるよ、程度なんですよ。

1Aの時にどれだけ周りの状況を把握できているか?
1Bの時に相手選手がどの方向からどのくらいの距離でパスカットを狙って突進してきているのか?
この一連の状況をきっちり把握していたならば、トラップするときに相手にボールを取られる確立はぐーんと下がります。

このことをきちんと理解している小学生は実は稀なんですよ。

顔を上げてプレーするために、まず必要な事は、理解することかと思っています。

これを理解させるのにはビデオが良いと思います。
ボールを取られてしまったシーンを一緒に再生して見てみましょう。
パスを受ける前に顔を振って周りを見ていません。
見ていないので相手選手がどこからボールを取りに来るかわからず取られてしまっていることでしょう。
「こんな風に相手選手がボールを取りに来ることが分かっていたら、ボール取られなかったろ?」と。
ボールを受ける、ということは、受ける前に周りの状況を理解することまでセットであることを理解させる。
これが一番重要なのです。

「体入れて受けないから駄目なんだよ!」とか怒ってませんか?
それじゃ子供は上手になりませんよ。

それは、どこから相手が来るか把握した上での、テクニックです。

まずは1A,1Bをクリア出来る様に頑張りましょう!

そしてこれは1Cに直結します。1A~1Cまで一つの流れになります。
パスを受ける前に周りの状況を確認し、パスコースを探しておくことが重要です。
次に誰にボールをパスするかを決めてそこに出せる最適な位置にトラップはしなければなりません。

(フリーでボールが運べるのならドリブルする方向に)

トラップ&パスといってもこれを理解してやることが重要なのです。
実際はもっと複雑ですけどね。

これが小学校3年生の時点で出来れば体が小さくてもJ下部のセレクションに合格可能です。


つづく


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足元の練習02ドリブル編 [少年サッカー]

足元の技術練習その2、ドリブル編を書いてみようと思います。
今回も息子がやった練習の紹介です。

一番基本の練習として、マーカーやコーンをおいてのジグザグドリブルがありますよね。
息子の場合、マーカーを大体80センチ~100センチくらいの幅において

1、右足のみ、自由タッチ
2、右足のみ、2タッチ
3、左足のみ、自由タッチ
4、左足のみ、2タッチ
5、両足で自由タッチ
6、両足で2タッチ
7、両足でアウトサイドのみ

これを小学校時代は基本練習としていました。

ま、これはよくある練習と思います。
これが上手に出来るようになってから行ったのが応用編です。
マーカーの間隔をランダムにします。
ランダムに置くと途端にできなくなります。
マーカー間を50センチくらいにしたり80センチにしたり150センチにしたり。
これを上手にクリアしようとすると次のマーカーを確認しながら行わないといけないので
自然と視線が上がります。
同じ間隔でも少し左右にずらしたりとかすると難易度は更に上がります。

この練習が上手に出来るようになったからと言って
これが試合ですぐに有効になるわけではありませんけど。

ただし、ボールの扱いはかなり上手になると思います。

試合で有効にするためのドリブル練習としては距離を伸ばすことが有効と思います。
マーカー間の距離を3M~5Mとします。ゆるやかにじぐざぐに置きその外側を回るようにします。
これをまずはボールなしで全力疾走させます。
そしてそのタイムを計ります。例えば10秒だったとします。
「ボールなしで10秒なのだから、ドリブルで12秒が目標な!」
本当の理想は10秒ですね(笑)ま、無理ですけど^^
重要なのはスピードを保つこと。
マーカーをターンする際ミスっても良いからスピードを落とさないこと。
ミスったらマーカーを飛ばして良いから今のおまえの全速力でやれ、と。
この練習は今でもやっています。

ユーチューブなどでドリブル練習を見ると、短い間隔で左右にジグザグドリブルするのばかり出ますよね。
しかし、試合でそのスピードでドリブルすることはありません。
全速力で走っているときにボールを扱えないと意味がないのです。
このドリブル練習はかなり有効と思います。

これにジグザグの間隔をめちゃくちゃにしたり、極端に左右に振ったりして更に難易度を上げると良いでしょう。
角度が急な場所はクライフターンなどでクリアするように練習したりとか。
いくらでも応用が利く練習法と思います。
一人でもできますしね。

視野を広げる練習も紹介したいと思いますがしばしお待ちを^^

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足元の練習01リフティング編 [少年サッカー]

今日はコメントを頂いた中で足元の練習方法のご質問があったので
リフティングの練習・・・・一人で出来る練習の代表的なものとして・・・・のみに限定してお話したいと思います。
主に息子が小学生時代にやっていた練習です。

効き足のリフティングが1000回も出来るのでしたら(通常のリフティングが自由に行えるようになったら)、今度は上げる高さを変えるリフティングが良いと思っています。うちの息子はそうしました。腰まで10回、胸まで10回、顔まで10回、頭の上50センチくらいまで10回、というように10回ずつ同じ高さのリフティングをしてから更に高さを上げまた10回、という風に行います。それを今度は10回ずつ下げて行きます。ポイントは同じ高さで10回上げること。なかなか難しいリフティングと思います。

1000回もリフティングが出来るなら、通常のリフティングを毎日1000回なんてする必要はもうないと思います。

インステップで出来るようになったら今度はインサイドで、次はアウトサイドで。という風に。
それが余裕で出来るようになれば、今度は胸や顔まであげてボールが上がっている一瞬で顔を上げ左右を見るリフティングなども良い練習と思います。

自由に高さを変えられるようなリフティングが可能になれば、止まった状態でのトラップ&パスは自由に出来るようになっていることと思います。

止まった状態でのコントロールは意外と簡単なものです。問題は動きの中でボールをコントロール出来るようになるかどうかです。

では、リフティングでそれをクリアするための練習が出来るか?可能です。

まずは歩きながらリフティングが出来るようになること。
だんだんとスピードをあげ小走りで出来るようになればベストです。
それが出来るようになったら、ボールを頭上前方に高さ3~4Mくらい上げダッシュしてトラップからそのまま落とさずにリフティング。それを繰り返す。前方斜め、横など色々な方向に蹴り上げ、だんだんと思い切りダッシュしながらでないと届かないようなボールをあげ、トラップ&リフティング。

走りながらのトラップが上手になります。またパスも上手になっていると思います。

息子は小学生時代は全部は出来ませんでした。最後の高く上げダッシュしてトラップ&リフティングは1~2回成功しても続かない状態でした。なかなか小学生で今日上げたリフティングを全部出来る子はいないと思います。
毎日やれば1~2年でクリア出来る様になるかも、です^^

最初の高さを変えるリフティングも小学生にはかなり難易度が高いと思います。2~3回胸の高さに上げてもその次はきちんと胸の高さに上がらないと思います。この練習をする前に私はそういえば手伝っていましたわ。最初は1Mくらい離れた位置から息子の足元にボールを投げてあげ、それを息子が私の胸にきちんと返す。きちんと胸に返せるようになったら2M、3M,5Mだんだん離れて距離を長くしました。それをインステップ、インサイド、アウトサイドと左右両足で出来るようになるまでやりました。仕事が早く終わったりしたときにはこの練習をよくやっていました。

息子がやった練習を思い出しながら書きましたが、如何でしょうか?
サッカーの基本であるトラップ&パスにはとても有効な練習と思います。

ドリブル系の練習はまた今度にでも。

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