SSブログ

顔を上げてプレーするということ [少年サッカー]

顔を上げてプレーするということ

子供たちに簡単に言いますね、「もっと周りを見ろ!」と。
これなかなか出来ませんよね。
ドリブルしてる最中になんで近づいてくるディフェンスを見れないの?と。
パスを受ける前に味方の位置をちゃんと確認しろ!とか。

子供にとって一番難しいのがこの顔を上げてプレーするということです。
出来る子は何故出来るのか?

それは視覚情報の100パーセントをボールを見ることに使わなくてドリブルできるし、トラップ&パス出来るということです。これは足元の技術が非常に重要になります。ほとんどの子供が視覚情報の100パーセントをボールを見ることに使ってコントロールしないとコントロールしきれないためです。ボールを見ながらだと上手にドリブルできるのに、顔を上げた一瞬でそれまでコントロール下にあったボールが制御できなくなってしまうのです。

パスを受ける前に周りを確認することは、比較的誰もが出来るようになりますが、これとてトラップする技術が足りないと受け損ないます。トラップ技術が足りないとしっかりとボールの軌道を見ながらでないとトラップする準備不足になりミスしてしまうのです。こういう動作を動きながらするわけですから、実は子供にとっては非常に難易度が高いのです。

ボールを見るという視覚情報のパーセンテージを下げれば下げるほどプロに近づいていくということです。

基礎練習がきっちり出来ていないと顔を上げてプレーすることは非常に難しい。

リフティング練習を軽視するコーチなどもいますし、リフティング出来たってサッカーが上手になるわけじゃない、などとうそぶく人もいますがこれは大きな間違いです。
はね返すのが主な仕事のセンターバックなどでリフティングが下手な子でも活躍するケースは確かにあります。しかし、サッカーの基本のトラップ&パスはリフティングがきちんと出来ないと上達は難しいのは確実とわたしは考えています。

次回はリフティングについて書きます。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。