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小学生年代での評価 3 [トレセン]

前回、小学生年代での評価など将来にたいしてはなんの意味もない、と書きました。

プロを目指している子供にとって、という意味においてです。
知っている方もいると思いますが、U13エリートキャンプに選ばれた子でそのまま順調にU19 辺りでも選ばれる子って何人くらいいると思いますか?

一人とかですよ。(山口蛍の世代は山口のみ)

代表に選ばれなくてもプロになるような選手はいるのかもしれませんが。

単なる一例でしかないのかもしれませんけど、現実の一例ではあります。

J下部のセレクション合格を目指してお受験ママのようにしているお母さんがいましたが、親が必死になりすぎるのは子供がかわいそうに思えて仕方ないのですよ。
そしてそういう親の子供って大抵合格しないんですよね。

あるサッカーブログで、子供が自主練しないって怒ってたんですが、これが一番駄目だと思います。
勉強も同じですが、勉強しろ!勉強しろ!って言う親の子供って成績良くないですよね。やらなきゃいけないことは何故やらなきゃいけないのか?何故勉強をしなくてはならないか?ということをきちんと説明して本人にわからせないと成績は伸びません。
勉強しろ、ではなく、一緒に勉強をする親の子供は例外なく成績が良い。
同じように、一緒にサッカーをする親の子供は大抵上手ですね。

やれ、ではなくて、やろう!

親が熱心になりすぎて子供に練習を強要させて上手になるわけはないし、大好きだったサッカーが苦痛になってしまいます。

それは勉強もサッカーも同じなんですよ。

身体が小さいというだけでセレクションには落ちたりします。有名な話では中村俊輔がユースに上がるときに、それで落とされました。J系のセレクションは才能のある子どもを取って育成するという意識は低いのかもしれません。

その理由は勝利が必要だからです。
ジュニアといえど勝利が必要なのです。
何故ならコーチはほとんどが一年契約などでクラブと契約します。ジュニアチームの監督も選手と同じように契約するのです。
Jのジュニアチームが県大会にも出れずに地区予選で敗退する、ような状況が2年も続いたら間違いなく監督は交代します。
そうならないために監督は「勝てる子供」を取るのです。
もちろん、「勝てる子供」は才能のある子供とほとんど同義です。
しかし、そこには一概には言えない様々な思惑により才能ある子供よりもジュニア年代でしか通用しないかもしれない小学生にしては強靭なフィジカルだけの子供を合格させることもあるのです。

子供には絶対親のサポートが必要です。
ましてプロを目指すなら尚更です。
我々親はそのサポートの質を真剣に考えるべきです。

サポートは成長を長い目で見ることが一番大事なのですよ。
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