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小学生年代での評価 2 [トレセン]

続き

親子で焦ったのでしょうか・・・お父さんの檄が厳しくなり、傍から見ていて子供が気の毒になる程でした。
子供の「サッカー大好き!楽しい!」という気持ちがおそらく消えてしまった時期だったんだろうと思います。

彼はジュニアユースに上がれませんでした。
そして上がれないことが決まってから彼のオヤジは絶望してしまったようなのです。

馬鹿げた話です。

なんと彼はサッカーをやめてしまったのですよ。

ジュニアからジュニアユースに上がれないなんて普通にあることだし、そもそもジュニアの半分以上が上がれないことも良くあることです。

彼のことを思い出すといつも思うんですよ、もしジュニアに受かってなかったらば、と。
まだプロを目指して頑張っていたんじゃないかって。

ジュニアユースに入る時点での評価、つまりU12時点での評価にオヤジが絶望するなんてどうかしてる。
なんでそんなに焦ったのだろうか。
長い目で見てゆっくり育てられなかったのか?
そもそもジュニアに選ばれるほどの才能があったのに。

ま、極端な話とは思いますが。

子供は成長と躓きを繰り返し、身体の成長とともにだんだんと成長していくのです。
早熟の天才というのもいますが、ごく稀です。
それにそういう子はオヤジどものはるか先をあっという間に進んでいってしまう子です。
われわれの介在する余地などなし(笑)
通常はゆっくりと大学を卒業するくらいまでにサッカー選手としての形がつくられていくものです。
そしてその時点で評価されれば良いのです。

身体が成長しきる前の評価など将来にたいしてなんの意味もないのです。
わたしはとても強く思うのですよ、これ。

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puu-qu-

今、J下部ジュニアのセレクションを頑張って受けている小3息子の母親です。
いくつか受けていますが、どこも最終までいって不合格です。
一緒に頑張っているまわりの友達が、次々と内定をもらうのを本人も聞き、その度に本人も悔しい様で、元気をなくしています。そんな様子を見ていると、本当に私も心苦しくなり、息子にもいい知らせが届いて欲しい!!と、良くないと分かっていても、親が必死になってしまう瞬間が多々あります。
そんな時にこの記事を読み、なんだか気持ちがすごく穏やかになりました。
まだ小学生。親が焦っても何もならないし、マイナスしか起こらない。
息子が自分で選択した道を応援して、サポートしてあげよう!
と、そんな気持ちになりました。
ジュニアユース、ユース年代と、これから未知に広がる子供の可能性を応援してあげたいです!
素敵な文章、ありがとうございましたm(_ _)m



by puu-qu- (2018-02-10 23:50) 

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