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小学生年代での評価 1 [トレセン]

ざっとトレセンについて書きましたが、
トレセンというのはそういうものなのです。

トレセンを否定するものではありませんが、
その程度のセレクションレベルと考えるべきです。

地区トレセンにしろ県セントラルにしろ、
上位11名は確かに優れた選手といえると思いますが、
Bチームなどは優れているから選ばれている、という類のものではありません。

そしてこれからがこのブログの本題になるのですが、
小学生年代のトレセンに選ばれることの意味について少し。

確かに小学生でトレセンに選ばれるというのはオヤジとしては嬉しいものです。
鼻たーかだかになります。
しかし、あくまでも小学生年代に限っての評価です。
技術の習得スピードには個人差もありますし、
身体の成長スピードしかり。
小学生年代に評価されることが良いとは限りません。

プロを目指すような子供ならば、長い目で子供たちを見なくてはいけません。
小学生年代のまだ未発達な身体での評価はあくまでその時点での評価なのです。

子供は18歳くらいまで、人により20歳くらいまで成長します。
成長しきってからの評価が大事なのです。
大人の身体になってからサッカーがどのくらい上手なのか、それが一番大事なのです。

トレセンではありませんが、某J下部のジュニアに4年生で選ばれた子供の話。
彼と彼のオヤジは典型的なサッカー親子でした。
小学生低学年から徹底的な英才教育をしており、ジュニアに入る前の時点でかなりの技術的成熟度を見せておりました。戦術的理解も並みの中学生ではかなわないレベルだったと思います。
週5日のジュニアの練習の他に週2日サッカーの家庭教師を雇い毎日徹底的にサッカーの英才教育をしていました。

確かに小学校4年、5年生の時点では間違いなく県のトップ選手であり、U12のナショナルトレセンを目指すのもうなずけるレベルの選手であったと思います。

しかし、6年生の全日小を過ぎ夏休み辺りから伸び悩みます。
周りの子供たちのフィジカルがぐんぐん成長したのに比べこの子はあまり成長しませんでした。
ずっとレギュラーをつとめていた彼は秋には控えに回ってしまいます。

続く・・・
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